よかったら使ってください^^
バックテストについて
まずはバックテストについてのあれこれ。
バックテストとは
バックテストとは、トレード対象銘柄の過去の値動きを用いて、一定期間のパフォーマンスを検証することです。
運用したい自動売買プランの有効性や合理性が把握できます。
トライオート風バックテスト
トラリピのようにFXの自動売買ができるサービスにトライオートFXがあります。
トライオートFXでは運用したい自動売買モデルのバックテストが標準機能として実装済みです。
対象の自動売買を任意の期間運用した場合の、確定利益や含み損益がパッと見で分かりますね。
今回はこのバックテストのトラリピバージョンを作った感じです!
トラリピのバックテスト
それではトラリピバックテスト、こちらをお使い下さい^^
バックテストデータの選択
通貨ペアの選択
トラリピバックテストの使い方
バックテストの使い方を解説します。
バックテストデータの取得
バックテストに使うデータとして、トラリピマイページよりcsvデータを入手します。
「ファイルを選択して下さい」ボタン下部のリンクよりマイページに進んでいただき、、
下に示す全通貨ペアの日足データをダウンロードしてください。
下のボタンよりトラリピの口座開設ができます。
本来なら本サイトで最新のデータを取得するのが理想なんですが、副業ブログゆえなかなか大変です^^;
皆さんがバックテストしたい時に最新データを取得するのが合理的だと考え、このような形式とさせてもらいました。
バックテストデータの選択
ダウンロードしたデータを「ファイルを選択してください」ボタンより選択します。
ボタンの下にファイル名が表示されればOKです。
通貨ペアの選択
次に、バックテストしたい通貨ペアを選択します。
「チャート追加」ボタンを押すと対象のチャートとバックテストの条件設定が追加されます。
バックテストの条件設定
バックテストの条件を決めていきます。
バックテスト期間
バックテストする期間を選択ボックスから選びます。
期間を選択すると、チャートはその期間に対応したものに再描画されます。
バックテスト条件
スプレッドやスワップなど、バックテストの基本条件を確認します。
大まかではありますが、ここには追加した通貨ペアに対応した値をあらかじめ入力しています。
入力した値は2021年6月時点のものです。
最新のデータでバックテストしたい時には書き換えてください^^;
スプレッドとスワップのみ書き換え可能です。
トラリピ設定
最後にトラリピ設定を入力していきます。
- 「買」か「売」のどちらのトラリピか
- スタート価格
- トラップ値幅
- 注文金額
- トラップ本数
- 利確値幅
- トレールの有無
以上、本家トラリピと同仕様の項目を設定していってください。
複数のトラリピでバックテストしたいときは「行追加」ボタンで条件設定を追加できます。
条件設定をやり直したい時には「リセット」ボタンを押してください。
全ての条件がクリアされ、自動売買も1枠まで削除されます。
バックテストの実行
以上よりバックテストする条件は揃いましたので、最後に「バックテスト実行!」ボタンを押します。
損益シミュレーション
実現損益や評価損益、総合損益を日々の推移でグラフ化しています。
トライオートFXのバックテストと仕様を合わせているので、それと同じ感覚で見てもらえればOKです。
内訳
自動売買ごとのリピート回数と確定利益(実現損益)が確認できます。
日別集計
バックテスト期間中の各日の約定回数や建玉数、損益データを確認できます。
損益シミュレーショングラフの元データといった感じですね。
複数自動売買のバックテスト
バックテストは複数の自動売買でも可能です。
同じ通貨ペアで複数の自動売買
先ほど紹介したように「行追加」ボタンで条件設定を追加します。
異なる通貨ペアでの自動売買
最初に戻り通貨ペアを選択して「チャート追加」ボタンを押します。
チャートがボタンを押すごとに、現在あるバックテストの下方に新しくチャートが追加されていきます。
あとは先ほど紹介したバックテストの手順と同じです。
総合バックテスト
「チャート追加」ボタンでチャートを複数作りバックテストを行ったとき、最下方に全てのバックテストの総合結果がまとめて表示されています。
表示される総合データは
- 総合損益シミュレーション
- 全バックテストの内訳
- バックテスト期間の総合日別集計
です。
総合損益シミュレーション
全バックテストの内訳
バックテスト期間の総合日別集計
トラリピバックテストの注意事項
バックテストに使っているのは日足データです。
日足のローソク足からは1営業日内での、
- 始値
- 高値
- 安値
- 終値
しかわからないので、下のような値動きの想定で計算しています。
というわけで下図のように実際の値動きと想定値動きは異なるので、「バックテストの結果=期間中の利益額」とはなりません。
ちなみに日足バックテストの精度がどんなものかというと、同じ条件でトライオートFXと本バックテストを比較した時、下の結果です。
- 通貨ペア:USD/JPY
- 期間:2019/1/1 〜 2021/6/26
- 売買:買
- スタート価格:110
- トラップ値幅:0.1
- 注文金額:0.1
- トラップ本数:100
- 利確値幅:1
- トレール:なし
描いているシミュレーショングラフの形状にそこまでの違いはありませんが、トータルの実現損益は異なりますね^^;
トラリピバックテスト|まとめ
以上、トラリピのトライオート風ざっくりバックテストのご案内でした。
精度はあまり良くありませんが、こんな自動売買でこんな損益推移になるというイメージ作りには役立つと思います。
バックテスト結果の損益額は参考程度に、余裕資金での資産運用をしていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上です。